ウチのお客さんのほとんどが、住宅会社さんです。こうしてお客さんの会社を訪問したり、イベントに参加させていただいたりしてますと、同時に材木や建材の卸屋さんとも良くご一緒させていただきます。
ですから、ウチのお客さんの中にも建材の卸屋さんがいるわけです。こうして沢山の住宅会社さんとお付き合いしてますと、最近のニーズというものが少し見えてきます。当然AMS(秋田マーケットサービス)に求めるものもあるでしょう。併せて、協力会社さんそれぞれに求めているものも見えてきます。
その中で本当にもったいないのが、前述の材木や建材の卸屋さんです。住宅会社さんと本当に密接にお付き合いしているはずなのに材料の納入しか精を出していないように思えるのです。
話しを先に進めるためにここでちょっと違うお話をします。
いつだかの勉強会で教えてもらったのですが、ある保険会社の調査でバブル時代と最近行ったアンケート調査で大きな差が見つかったというのです。
アンケート内容は『あなたの欲しいものは?』です。
バブル時代
- 1位 家
- 2位 車
- 3位 旅行
最近
- 1位 自分の時間
- 2位 健康
- 3位 お金・・・だったと思います。
つまり、物を欲しかったバブル時代から最近は物を欲しがらなくなったというのです。とても興味深い結果だと思います。ただしこれは一個人に対して行ったアンケートですから、企業に対して同じようなアンケートを行うと多少は違う答えが出るかもしれませんね。
さて、お話しを戻しますが、材木や建材の卸屋さんは住宅会社さんに材料を卸すのが主たる仕事です。が、同様の仕事をしているのに住器メーカーさんはその他にフランチャイズ等ソフトな商品を提供しています。そういったメーカー(他人)が作ったソフトウェアに多少の手数料を乗っけて住宅会社さんに販売したところで儲けはしれてます。
では、自社でなんらかの新しいサービスを立ち上げて、それをお得意さんの住宅会社に販売する。当然利益率が非常に高くなるわけですね。
材木や建材は必需品で当然売れ続けるでしょう。更になにか?となればこれはまた別な話です。今こそ、そのなにかのためにアイディアを絞り出す時期になってきたのではないでしょうか?