1. .htaccessの記述に間違いがないかを確認する
何よりも第一。
記述をよく確かめたり、怪しい記述行をコメントアウトしたりなど・・・一般的に .htaccess を書き間違えていないかを確認する。
また、エラー起こる前の .htaccess があったら戻してみたり、
2つの .htaccess をテキスト比較ツール (difff.jp)などに貼り付けて何が違うか・どこの記述が間違っているかを確かめる。
2. 適切なPHPのバージョンになってるか?対応している php.ini をアップしているかを確かめよう
執筆時現在(2015年3月10日)、
.htaccess や php.ini をアップしないと既定で PHP 5.6 で動作するようになっている。
けれどそれだと困るアプリケーションもあるんだよな・・・
たとえば、
- 古い WordPress
PHP 5.6 × WordPress 3.6 の組み合わせで遭遇。管理画面が真っ白・・・ - Research Artisan Lite
PHP 5.4 で遭遇。管理画面の一部ページでエラーが吐き出されていました・・・
なので適切な PHP バージョン・php.ini を読み込ませる。
たとえば PHP 5.3.6 にしたい場合は CPI の公式ヘルプのうち項目3・4をする。
http://www.cpi.ad.jp/cms/wp/tips/ftp_install/
ほかの PHP バージョンにしたい場合は適宜読み替えて設定する。
そして重要なのが、PHP 5.5 未満の場合は php.ini の設定を忘れないこと!
(他のバージョンでも設定忘れちゃだめだけど、特に・・・)
そうしないと、Wordpress でテーマ・プラグイン編集中に真っ白になってしまうことがあるからな・・・
原因は、デフォルトのエンコーディングが EUC-JP になっているから、それを php.ini で UTF-8 にしなきゃいけないんだ・・・
追記:ひととおりZIPにして用意してみました
PHP 5.3、5.4、5.5の php.iniと.htaccessをZIPにして用意してみました。
http://www.ams.jp/staff_blog/wp-content/uploads/2015/04/CPI-Init-Files.zip
(2015年4月16日追記)
備忘録の後書き
初めてこのブログを執筆します西村と申します。
先月の下旬、これが原因でお客様のサイトをエラーにしてしまいました…
具体的にいうと、PHP 5.4 を動作させているのにも関わらず PHP 5.3 用の php.ini ファイルを読み込ませていたり、そういうことを知らずに PHP の読み込みバージョンを上げてみたり(5.3→5.4)…
これに気づくまでに完全復旧まで4〜5時間くらいを要してしまいました。
話は変わるのですが、僕自身はWeb系の専門学校を卒業してきました。
そのWeb担当の先生が言っていた愚痴を思い出しました。
「学校のサーバー EUC-JP 強いからな…この空間(ディレクトリ)を UTF-8 にしないといけない」
思い返せば学校のサーバーも CPI を使っていたのかな…なんて思いました。
最初の1記事目から専門的な記事になってしまいましたが。
Web ページを作る身として、まだまだ未熟なものではありますが、暖かく見守っていただければ幸いです。