「スマレジで勤怠は取れているのに、給与計算や振込の作業が毎月の負担になっている」。 そんな悩みを抱える経理・人事担当の方向けに、スマレジ給与まわりの考え方と、給与振込までを自動化する方法を整理します。
この記事の結論
スマレジ・タイムカードで勤怠データと給与額を整え、ぜんぎんコネクトで全銀フォーマットの振込データを出力すれば、銀行へのアップロードまでを一つの流れにできます。
ぜんぎんコネクトは、スマレジ・アプリマーケットで提供されているスマレジ専用アプリです。スマレジを使っていない場合は利用できないため、この記事もスマレジまたはスマレジ・タイムカードを利用している事業所を前提にしています。
スマレジ・タイムカードの給与計算機能でできること
勤怠データから給与を自動算出
スマレジ・タイムカードは、登録された事業所・従業員情報と勤怠データを組み合わせて給与を計算できます。打刻データを起点に、月次の勤怠集計から給与作成までをつなげられる点が特徴です。
既存の勤怠管理から移行する場合でも、CSVファイルによる登録を使えば、従業員情報や社員番号などをまとめて整えやすくなります。
社会保険・税金・手当の計算
健康保険、厚生年金保険、雇用保険などの社会保険・労働保険料計算に対応し、給与額や税率に応じた計算を自動化できます。時間外労働や自動手当の設定も行えるため、店舗ごとの勤務ルールに合わせた運用がしやすくなります。
プラン要件の確認
給与計算機能は上位プランが前提です。導入前に、スマレジ・タイムカードの管理画面で現在の契約プランと利用できる機能を確認してください。
給与計算はできても、振込が手作業になりがちな理由
スマレジ・タイムカードで給与額が確定しても、従業員の銀行口座へ振り込む工程は別作業として残ります。銀行のWeb画面に一人ずつ入力していると、従業員数が増えるほど時間がかかり、入力ミスのリスクも高まります。
そこで必要になるのが、銀行が読み込める全銀フォーマットの振込データです。全銀フォーマットは総合振込、給与振込、賞与振込などで使われる標準的なファイル形式で、法人向けインターネットバンキングにアップロードして利用します。
ただし、桁数、文字種、口座情報、振込指定日などの扱いが細かく、Excelで手作りするとエラーの原因になりがちです。
ぜんぎんコネクトでできること
ぜんぎんコネクトは、スマレジ・タイムカードの給与データや従業員マスタをもとに、銀行アップロード用の全銀フォーマットを出力するアプリです。
- 従業員ごとの銀行口座情報を管理できる
- CSVファイルで口座情報をまとめて登録できる
- 給与・賞与・総合振込に対応した振込データを作成できる
- 振込日を指定し、給与日前に処理を進められる
実際の振込実行には、契約している金融機関側で法人向けインターネットバンキングやファームバンキングの契約が必要です。初回は必ず金融機関の取込仕様を確認し、テストデータで取り込み確認を行ってください。
スマレジ給与振込の基本フロー
1. 従業員の口座情報を登録する
初回のみ、従業員の振込先口座、金融機関コード、支店コード、口座番号、名義カナなどを登録します。社員番号とひも付けて管理しておくと、毎月の確認作業が楽になります。
2. スマレジ・タイムカードの勤怠情報を締める
打刻、シフト、休憩、時間外労働などを確認し、給与計算に使う勤怠情報を確定します。店舗や事業所ごとに締め日が違う場合は、設定方法を事前にそろえておくと運用しやすくなります。
3. 給与額を確定する
自動手当、控除、社会保険、所得税などを確認し、給与額を確定します。給与明細もこの段階で確認しておくと、振込データ作成後の差し戻しを減らせます。
4. ぜんぎんコネクトで振込データを出力する
確定した給与額をもとに、ぜんぎんコネクトで全銀フォーマットの振込データを作成します。出力したファイルを銀行のインターネットバンキングにアップロードし、承認フローに回します。
30日間無料体験の始め方
ぜんぎんコネクトは、スマレジ・アプリマーケットから30日間の無料体験を申し込めます。
- スマレジ・アプリマーケットのぜんぎんコネクトページを開く
- 「30日間 無料体験」を押す
- スマレジ IDでログインし、利用を開始する
まずは自社の従業員マスタや給与データで、どこまで作業時間を減らせるかを試してみるのがおすすめです。
導入前に確認したいポイント
- スマレジ・タイムカードのプランで給与計算機能を利用できるか
- 取引銀行が全銀フォーマットの取込に対応しているか
- 振込元口座、振込手数料、承認フローが整理されているか
- 従業員の口座情報や名義カナに誤りがないか
給与や振込は金額ミスが許されにくい領域です。自動化する前に、誰が確認し、誰が承認するかまで決めておくと安心です。
FAQ


